米・ベトナムの国防相が会談、一段の防衛協力で合意

20170809
[ワシントン/ハノイ 8日 ロイター]
 
– マティス米国防長官とベトナムのリック国防相は8日ワシントンで会談し、両国が防衛分野でさらなる協力を進めることで合意した。また、米空母を来年ベトナムに初寄港させることでも合意した。
 
南シナ海で中国が軍事的な影響力を拡大させることへのけん制とみられる。
マティス国防長官は、リック国防相に対して、両国の防衛関係の強化は、南シナ海における航行の自由など共通の利益に基づいていると伝えた。
 
国防総省は「マティス国防長官は、アジア太平洋地域におけるベトナムの関与と指導力の拡大を歓迎した」と声明を発表した。
 
両国は、米空母が来年ベトナムに寄港することでも合意。1975年のベトナム戦争終結以降初めての寄港となる。
 
掲載元:ロイター http://jp.reuters.com/article/usa-vietnam-military-idJPKBN1AP0E5